秘境駅の小幌駅へ行こう! [乗り鉄ちゃん]

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鉄ちゃんの興味のひとつが秘境駅です。
小幌駅に行ってきました!


秘境駅のイメージ...
あるのは線路だけ...近くに民家は無し...鉄道以外で来れない...
列車が去れば聞こえる音は鳥の声...虫の声...風に揺れる草木の音...どうしてここに駅が?
という感じでしょうか。



小幌駅は、1943年(昭和18年)9月25日信号所として開業、1987年(昭和62年)4月1日駅に昇格、
室蘭本線、礼文華トンネルと新辺加牛トンネルに挟まれているように在り、
近年は利用客減と保守費用の問題で廃止案が浮かんでいました。
現在、上り列車が4本、下り列車が2本停車する小幌駅の所在地、豊浦町は、
観光資源として駅の管理をすることになり、定期的なボランティア清掃、
トイレの水を使用しないバイオトイレに建て換えたり、ツアーで案内して秘境駅の魅力を
多くの方達に知ってもらおうと、日々多種多様な努力をされています。
その成果が人々に伝わり、最近は小幌駅に降り立つ方が増えてきているようです。


廃駅の危機は無くなったように見えますが、JR北海道との契約は1年更新で、存続を
保障されたのではなく、今後が気になる小幌駅...


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さぁ!行きましょう!
旭川市から小幌駅まで325.7キロです。
まずは、旭川発5:18 3002Mライラック2号で札幌まで乗ります。


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札幌から乗り換えです。快速エアポートで千歳線へ。


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北広島駅で下車。
留置してあった、ロータリー型除雪機。
降雪、そして積雪が近くなってきた北海道に姿を現していました。


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レール削正車...で、いいのかな??(違ったらゴメンナサイ)


今回、小幌駅と別の特別鉄ちゃんミッション(笑)があります。


それは、JR北海道 『わがまちご当地入場券』


JR北海道は、北海道、青森県に417の駅があり、101の市町村があります。
この『わがまちご当地入場券』は、その市町村の数の風景101種類があり、
現地に行かなければ手に入りません。一枚170円です。

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これは、こないだ手稲まで車で行ったとき帰りに札幌駅で買ったご当地入場券。


千歳線、室蘭本線に乗って、札幌駅から小幌駅までの『わがまちご当地入場券』は、
11種類有りますが、さあ、普通列車乗り継ぎで何枚買えるか?


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最初は北広島駅。


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恵庭駅。


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千歳駅。


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車窓から見えた飛行機を撮影~


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苫小牧駅で、DF200貨物通過
札幌貨物ターミナルは、貨物取扱量が日本一なので札幌~函館間の駅にいれば
赤熊と、よく遭遇します。(こうなると偶然出会うのではなく、客扱い列車よりも、見たような...)


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おっと、ホームで手歯止め発見!
木製で、黄色くて好きなんですよね~


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オォッ!785系特急すずらんだ!
次第に姿を消しつつある785系...会えてヨカッタ...


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苫小牧発10:24 432Dで東室蘭に行きます。
サボ替えだ!「カシャン」
いいですねぇ~~~(^^


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東室蘭からは、12:14発476Dで豊浦まで乗ります。
お、キハ40優駿浪漫だ!


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豊浦駅に到着。


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1時間50分ほど時間が有るので、1Kmほど歩いて天然豊浦温泉しおさいに行った後に
豊浦駅近くをぶらぶら歩いていると、あらら~踏み切り標識が根こそぎ折れてる!


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「なにか、来ないかな?」
向こうに見えるのは豊浦駅


時刻表見ると「お、スーパー北斗と北斗がいい時間に来るゾ」


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と、思ってたら、DF200貨物豊浦駅入線!「来るぞっ...ん?ライト消えた...?」


「豊浦駅って待機線あったかな???」


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少し待ってると踏み切りが鳴り、発車だ、DF200!じゃなくて~後ろ見るとスーパー北斗接近!


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スーパー北斗通過後DF200ライト消えたまま.....と、いうことは...
きたー!北斗函館に進行中~


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ライト点いてDF200貨物も豊浦駅発車。


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「さて、豊浦駅へ戻って...カン!カン!カン!」
キターッ!またまた、DF200貨物登場~


なかなか、鉄分の濃い豊浦駅でした(笑


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豊浦発14:52 478Dに乗っていよいよ小幌駅に着きます!


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15時13分、来ました!秘境駅の小幌駅!
僕がここを出発するのは17:39発の480Dなので約2時間25分くらいの滞在です!


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ここで降りた方は20数名くらいでした。警備員の方も二人いました。
連休なのでみなさん来ますね。写ってませんが発車した478Dの左側に多くの人がいます。


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「大勢の人は、たぶん15:44発の481Dに乗るだろう...」
たくさん人がいる小幌駅は写したくないので、先に、岩屋観音と小幌洞窟に行きます


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小幌駅に来られた方のブログを見ると岩屋観音と小幌洞窟に行く山道は
800mほどあり、かなりの坂道、下り道、一歩間違えると大変危険な場所も有るとの事で
気を引き締めて歩き始めました。


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少しわかりづらいですが、ここ崖です。(手前にロープ張ってます)落ちたら命落とします.....(怖っ!)



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いや~運動不足感じました!
息絶え絶え、心臓バクバク、足はカクカク!
休みながら歩いて20分ほど...
お、見えてきましたね。


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来ました。ここが岩屋観音と小幌洞窟です。
紅葉が始まったころでしょうか。キレイデスネ(^^


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この日の日没は17時10分くらい。
17時までは、撮影終わって、究極の鉄ちゃん時間を(なんじゃ、それは?)
小幌駅で過ごしたいので、小幌駅に戻ります。


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沢に簡単な渡し板が、あったり...


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急な坂にはロープが張ってあり、かなり助かりました...


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小幌駅に戻って来ました。
(汗、びっしょり)


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文太郎浜は、200メートルほど先にあるそうですがここも坂道で
時間の関係と、足カクカク状態なのでやめました。


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では、改めて小幌駅です。残っていた人は僕を入れて4人。
来ました!DF200貨物通過!


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DF200の排気がトンネルから出てきて、もやってますね。
列車がトンネルに進入すると列車接近注意放送の前に、風がぶわ~と出て来るのを肌で感じました!


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紅葉が始まった小幌駅...


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今日は、DF200貨物飽きるほど見ました。小幌駅滞在中に上り下りで4本は来たかと(笑


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巨大入場券の表現でいいかな?(年月日替えれます)、ここに来た記念や、観光案内、駅ノートがこの
中に入っています。


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小幌駅『わがまちご当地入場券』です。
え?無人駅で、しかも秘境駅の小幌駅でどうして?と、思われるのでは?

小幌駅『わがまちご当地入場券』は、小幌駅では取り扱ってはいません。
豊浦駅で、取り扱っているのですが土曜・日曜・祝日および年末年始は取り扱って無く
近くの、天然豊浦温泉「しおさい」でも販売しているので、こちらに行きました。


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そして!究極の鉄ちゃん時間とは、これです!
駅弁『海鮮七福弁当』を、秘境駅の小幌駅を見て、居て、食べることです!!


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そして!そして!飲みます!
hanamuraさん、あおたけさん、今日のビールはサッ〇ロ黒ラベルの黒ですヨ!


空気も美味しい中での駅弁!ビール!
ん~美味しかったぁ~~!!


鉄ちゃんは、秘境駅の小幌駅に来て食べ飲み出来て幸せです!!


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日没後の小幌駅...


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小幌駅17:39発の480Dの中で。
乗車整理券...これこそが小幌駅に来たイチバンの記念かもしれませんネ。


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今日最後の『わがまちご当地入場券』は、長万部駅。


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帰りの特急北斗の中で。
低音で独特の言い回しの女性ワゴンサービス。
ワゴンサービスはコンビ二などの出店などで、減少していますが
コンビニの元祖は、キヨスクであり、このワゴンサービスなのだと、思いました...

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